和装フォトウェディングで、どんな小物を使おうか悩みませんか？
定番はドライフラワー、和傘、紙風船などですよね。
この中では、紙風船がリーズナブルで使いやすいです。
でも、個性がありません。
紙風船のデザインはどれも一緒で、ほとんどの人が使っています。
今回は紙風船に変わる「手まり(手鞠・手毬)」を紹介します。
そもそも手まりって？
1,000年以上の歴史ある日本のおもちゃ。
何本もの美しい糸で幾何学模様に巻いて作られます。
現在はその美しさから観賞用やアクセサリーに使用されています。
美しい手まりの世界
手まりは幾何学模様に巻いていくゆえ、デザインは無限にあります。
モチーフは花から惑星まで、小さな球体で表現されているのがエモいです。
丹精込められた手まりは糸・染料からこだわり、職人が手作業で作っています。
糸の本数やデザインの複雑さで難易度は変わり、熟練の技術が必要です。
手まりの美しさは海外でも人気で、90歳の手まり職人・逢沢房子さんの作品はイギリスの教科書に掲載されるほどです。
和装フォトウェディングで手まりを使おう
和装フォトウェディングでは、紙風船をアクセントとして使用されている人が多めです。
インスタグラムで調べると、だいたい紙風船です。
その紙風船を「手まり」に変えてみませんか？
誰とも被らない豊富なデザインと美しさ。
安っぽく見えないのもポイントです。
オススメの手まり
讃岐かがり手まり。やわらかい色合いがたまらない。 pic.twitter.com/J5Dw5qUEo5
— 村上柴犬子 (@mamehaha) April 7, 2016
全国には野州てんまり(栃木県)や琉球まり(沖縄県)など、伝統的な手まりがあります。
中でも「讃岐かがり手まり®(香川県)」がおすすめです。
色の濃淡を活かしたぬくもりのある手まりが魅力です。
作品は花に因んだものが多くて「ミモザ」や「三菱つなぎに菊」など、とにかく可愛い。
ちょっとお高いのでお財布に余裕がある人向けかもしれません。
手まりは思い出として残る
手まりは紙風船と違い、モノとして残り続けます。
フォトウェディングの写真と一緒に飾っても良いし、将来生まれてくる子どもの遊び道具としても使えます。
二人の思い出を形として残せるのは、なんだかエモいですよね。
